国全体で注目された北朝鮮のミサイル発射問題。北朝鮮当局も認めたように、打ち上げは失敗に終わり、結果論から言えば“大山鳴動ネズミ一匹”といった感じでしょうが、打ち上げを強行した事実は残ります。国際社会に挑戦した行為を許してはいけません。
国民への周知徹底が遅れたなど政府の危機管理の欠如などの問題も含め、この件については基本的に外交、防衛など国の政治の問題であるため、「真実を発信」ではテーマとして取り上げにくいので、折をみて「記者魂」で記しすことにしました。
ただ、、北朝鮮問題、県政でも議論されている案件がない訳ではありません。保守系議員が追及している朝鮮学校補助金問題はその代表例。みんなの党では、同僚の川井議員が昨年の12月議会の一般質問で取り上げました。
今回のミサイル問題もさることながら、北朝鮮については言うまでもなく拉致問題があり、これが解決しない間は、我が国に存在する北朝鮮に関連する施設に税金を投入することなどあってはならないでしょう。それには当然、朝鮮学校も含まれると思っています。
“子どもには罪がない”・・・確かに正論でしょう。同校に通う生徒も学ぶ権利があると思います。なので、可哀そう・・・そういう意見もありますが、では、横田めぐみさんは可哀そうではないのですか?・・・子どもが可哀そうなら、北朝鮮にまずは姿勢を改めて頂きたい・・・それが筋ではないでしょうか。
もっと厳しい見方をすれば、朝鮮学校内で、どういう教育がされているか。反日教育が行われているとしたら・・・そういう場に日本人が汗水たらして働いて収めた税金が使われるとしたら・・・そんな疑問が生じるのは自然でしょう。
現在、千葉県では朝鮮学校に補助金はストップしています。ただし、これは廃止された訳ではなく、一種の経過措置。県当局によると、朝鮮学校は現在、RCCから仮差押えを受けており、円滑な学校運営が出来ていないとの判断から、補助金投入を停止しました。
誤解のないように記しますが、一方的に停止した訳ではありません。県側からは、学校側に事情を問うたものの、それに対して回答が無かったとか。そのため、停止に踏み切ったというのが真実です。
ある意味、テクニカルな要因で補助金投入を止めている訳ですが、拉致問題は言うまでもなく、ミサイル打ち上げという国際社会への挑戦など、こんなことが続くなら、一時的な停止処分ではなく、廃止に踏み切るべき・・・すべての問題が解決してから再開すればいい・・・そのように思っています。