【真実を発信137】森田知事が出馬表明・・・本会議代表質問より

千葉県議会は本日が、いわゆる返り初日。2月定例議会の質疑、一般質問が2月6日までの日程で行われます。自由民主党と民主党の代表質問が行われました。

登壇したのは、自民党が同党千葉県連政務調査会長である阿部紘一議員(千葉市稲毛区選出)、民主党が石井宏子議員(君津市選出)です。

何と言っても、注目を集めたのは3月17日の知事選を前に、現職である森田健作知事が出馬表明を行うかどうかで、阿部議員は質問で出馬に関して知事に問いました。

森田知事は、持論である「千葉県はポテンシャルが日本一」とした上で「千葉県を光輝くものにしたい。引き続き千葉県民のために全身全霊をささげるべく、知事選への出馬を表明する」と答弁しました。

これまで県知事選挙に関して、共産党が推薦する千葉大名誉教授の三輪定宣氏が名乗りを上げていましたが、現職である森田知事が出馬表明したことで、事実上、選挙戦がスタートすることになります。

他方、自民党も民主党も、知事の政治姿勢だけではなく、財源問題を取り上げていました。現時点で提出されている予算案は、このブログでも記したように骨格予算となっていますが、国の政策が公共事業に積極的なため、地方としては財源の問題、なかんずく、財源が不足した場合、ここ数年、減少傾向にあった建設地方債が増加に転じるかどうか・・・などが注目されます。

民主党の石井議員が、質問を「少子高齢化というのが前例がない現象であり、政策は今までの前例に沿って行ってはならない」と結んでいましたが、政治的な立ち位置は異なりながらも同感で、県政が硬直化しないしなければならない、と思っています。