一般質問、6つ目は「商店街の活性化について」です。
「シャッター通り」という言葉があります。以前なら、過疎化が進む地方都市で問題視されていたのが、最近では都市近郊でも目立つようになってきました。都市部の場合、高齢化が進んでいる地域では、近所で買い物することが難しくなる、いわゆる「買い物難民」の問題に繋がります。お年寄りは遠くに出かけることが出来ず、その意味において商店街が衰退を止める必要があるでしょう。
そうした点から、県は地域の商店街の活性化に関して、どう取り組んでいるのか問い質しました。
県当局は「商店街が行う街路灯や防犯カメラなどの施設整備、グルメコンテストなど地域資源を活用した集客イベントや、電子マップの作成による情報発信などの取組みを支援してきたところです」とした上でさらに、6月補正予算において、商店街が連携して行うイベントなどの取組みや、NPOなどの団体の活動も助成対象に加えた「地域商業活性化チャレンジ事業」を新設するなど、その支援の充実を図ったところです」と答弁しました。
この問題は、単に経済的な側面だけにとどまらず、後継者難などもあり、簡単に解決できません。当局も指摘していましたが、地域コミュニティーの場として重要であるだけに、「商店街の活性化については、継続的なサポート」を要望して質問の結びとしました。