【真実を発信257】外かんの開通が2年遅れる、平成29年度目標に

本日は事務作業中心に事務所内で過ごしていますが、先ほど、地元に大きな影響があるニュースが入りましたので、作業を中断してブログに記すことにしました。

国土交通省関東地方整備局は19日、東京外かく環状道路(通称外かん)の「三郷南IC~(仮称)高谷JCT」間の開通目標について、これまで平成27年度としていたものを、平成29年度に2年遅らせると発表しました。

国交省によると、遅れる理由について、用地取得に想定以上の時間を要しているほか、鉄道との交差部において、工事着手後、事前の地質調査結果よりも地盤が悪いことが判明、鉄道運行の安全確保のための地盤改良工事に時間を要したことから、平成27年度の開通は厳しい状況になったとしています。

地元関係者の間では、あと2年での開通は難しい・・・そういった声もあり、予想はされていたものの、いざ、現実のものとなると残念でなりません。

私は、先の決算審査特別委員会において、開通の遅れを想定して、外かんの地下を通るため同時開通を目標としてる下水道の松戸幹線の目標について質問、当局は側道の下を通るため、下水の松戸幹線は外かんとは関係なく、平成27年度に開通するとの答弁がありました。

ただ、開通の遅れは、逆の発想も必要です。たとえば、外かん開通により、市内の道路渋滞悪化が予想され、それを緩和させるための国道14号の拡幅工事も進ちょくが遅れているため、そうした渋滞解消を目的とした工事をこの2年間を活かして行うことが重要でしょう。そのほか、私は外かんの上ブタ部分の活用も取り組んでいますが、これらも含め、外かんに関係する施策について、延長される2年を有効に使うことを訴えつつ、私も県土整備常任委員として取り組んで参ります。