以前、このブログ(「真実を発信269」)で県内企業が開発した新技術の内容を県のホームページ(新技術のページ)に掲載すると記しましたが、本日はそれらの技術について、土木技術講習会(平成25年度新技術発表)にて開発業者・団体がプレゼンテーションを行い、県土整備常任委員である私も出席しました。
前回も講習会の後、採用が増えたとのことを勘案すると、この講習会の意義は開発業者にとって大きいと言えるでしょう。発表されたのは11の技術で、詳しくはこの文章をクリックして下さい。県土整備に携わるものとして、千葉発の“凄い”技術を世に広めたい・・・そう思う一方、今後も県当局にはこうしたアピールの場を設けて欲しいです
委員会で道路の防草・除草に関して取り上げましたが、県では新技術のうち千葉県コンクリート製品共同組合が開発した「ウェーブボウソウ」については、活用していくとの答弁があり、県の事業で活かされいます。今後は、県内発の新技術をいかに全国に広めていくかも課題になるでしょう。
私の地元である市川市からは、京葉興業さんが開発した再生ポリエチレンを使用した柔軟かつ軽い敷板「スーパージュライトシリーズ」のプレゼンテーションがありました。この技術は、通常、現場の敷板に鉄板やゴム、ブルーシートなどが使われるところ、同社のスーパージュライトは強度が強くかつ柔軟、軽い再生ポリエチレンを使用。軽量で運びやすい上、再生利用が可能な製品です。鉄板に比べると騒音の軽減効果も。にもかかわらず、ポリエチレンは頑丈であるため、素材として米軍も多用するなど、かつて建設担当記者を務めた経験から見て、将来性の大きい製品と感じました。
今後も、千葉発の新技術が世に広まるよう、取り組んで参ります。