前回の「真実を発信」で幕張メッセに関する記述をしましたが、続く今回もメッセにとって良いネタです。
国土交通省の外局である観光庁は30日、グローバルレベルのMICE誘致力を有する都市の裾野の拡大を図るため、今回、新たに「グローバルMICE強化都市」を選定したと発表しました。その中に、千葉県千葉市が含まれていたのです。
観光庁によると、この公募に対し15自治体から応募があったとか。それの都市に関し、外部有識者による「グローバルMICE戦略都市選定・評価委員会」において審査を行った結果、札幌市、仙台市、広島市、北九州市とともに選ばれました。なお、千葉県千葉市という表記は県市共同で応募したためです。
今後は、これらの都市に対し、国として支援を行うとともに、各地域の関係者の連携を強化し、都市の自律的な取組を促すとしています。観光庁が示した主な支援内容としては以下の通り。
・外国人専門家によるコンサルティング
・海外MICE専門誌の記者招請等による広告宣伝
・ステークホルダー連携支援、セミナーの開催、など
実をいうと、千葉市は2年前グローバルMICEに落選した経緯があります。その背景には、当選した他の都市が都道府県と各市が連携を密にしていたのにたいし、千葉県・千葉市の連携がうまくいっていなかったとの指摘がありました。今回は、共同の応募。千葉市にとっては雪辱を果たした格好になります。
議員時代には、IR議連に所属。幕張メッセの活性化に絡んでIR(4年前の代表質問で、当時はカジノに絞っていた)を質問に取り上げたほか、海外視察をはじめ議連の活動にも積極的に参加していただけに、取り組んでいた政策が一歩前進したことを嬉しく思っています。