先週の金曜日となりますが、横浜市が進めるムスリム受入環境整備業務の一環として「ムスリム旅行者受入対応セミナー」が開催され、私も日本ハラール協会名誉理事の肩書きで関係者の一人として出席しました。
講演は、今回の事業をプロデュースをした、石田大成社の北川宣浩さん、議員時代にスタッフ、ブレーンとしてサポートして頂いた四辻英明さん、そして千葉県の事業でもお世話になった日本ハラール協会評議員である調理師の嶋田潤治さんです。
インバウンドにおけるハラールの重要性について、私が議員をしていた千葉県のほか、認識している自治体が増えてきましたが、国際都市横浜において、こうした事業が行われる意義は大きいと言えるでしょう。
今回のセミナーは耳学だけではなく、実際にハラール食の調理の実際を学べるのがポイント。千葉県でも、以前、同様のセミナーを開催しましたが、色眼鏡で見られがちな”ハラール対応食”が、和食など一般に食されるものと、味など何ら変わりがないことがわかる点でも有用です。
セミナーは大勢の方が出席し、盛況のうちに終了。国際都市、横浜もこれをきっかけに、ムスリム旅行者の受入れが活発化することが期待されます。