このブログでは自らの政策、みんなの党のアジェンダについて語るものと決めているので、極力、他党のことは書かないようにしているが、大阪維新の会が明らかにした公約集である「船中八策」は注目度が高いので記すことにした。
主なものとしては「地方交付税の廃止」「道州制」「政党交付金削減」「公務員人件費削減」「教育委員会廃止」「年金掛け捨て方式」「TPPへの参加」「首相公選制」「参院の廃止」など。よく読めば、どこかで見たことがある。そう、表現の仕方や部分的に異なるところがあるとは言え、みんなの党のアジェンダと骨格が同じなのである。
みんなの党の江田憲司幹事長は「著作権料を払って欲しい」と述べたが、目新しいのは「年金の掛け捨て方式」くらいだろうか。
それもそのはず、みんなの党と維新の会、ブレーンが共通している。これで練られた策に、大きな違いがある方がおかしい。誰が「船中八策」をまとめたのか、外野にわかるはずもないものの、共通するブレーンが、「みんなはこれでやろう。維新はあれがいい」などとすることなど考えられないのだ。
いずれにしても、同じ志を持って進もうとしていることがわかった。良い政策は誰が進めても最後は日本のためになろう。考えが同じ者が力を合わせて頑張れば、なおのこといいと思うのである。
さて、ウォールストリートジャーナル日本版サイトにて、関連することをネタにコラムを書きました。お時間があれば、この文章をクリックしてお読みになって下さい。