住民の方から受けた陳情を当局に申し入れ、それ実現すると嬉しいものですが、最近も横断歩道に設置している歩行者用信号の問題が解決・・・そうした時、議員の仕事をして良かったと感じます。
その歩行者用信号が設置されているのは市川市南行徳4丁目1番地付近(←クリックして地図を見て下さい。設置されて間もない信号機のため、地図にはまだ掲載されていません。Aの付近となります)に設置された信号で、青になってから点滅するまでの時間が短く、住民の方から安全に渡るために点滅までの時間を延ばして欲しいとの要望を受けました。
地元の石崎市議とともに調査した結果、点滅までの時間が22秒。同じ道幅で、交差点に設置されている隣の信号は30秒前後・・・両者を実際に横断して比べてみましたが、確かに22秒ではゆっくり歩くと、渡りきれない・・・そんな状況だったのです。これでは、お年寄りの横断で安全が確保されているとは言えません。そこで、県警本部に要望しました。
そして、1か月も経たないうちに連絡があり、7秒延長されて隣の信号と同じ時間になったのです。
今回は、時間を変えるだけで、予算を必要とする案件ではないため、すぐに実行されたのかもしれません。それでは、往来が激しい道路で、安心して道路を横断するために信号を設置したい・・・このように要望した場合、どうなるのか・・・を書いてみましょう。
今年度予算で、信号機を設置する予算は3億5420万円計上されました。台数に換算すると80台となります。一方、予算計上までに設置の要望は1001件ありました。要望して実際に設置・・・この競争率は12.5倍となります。
どんなケースが設置されるかについて、県警本部は予算委員会における答弁で「切実なケース、必要性、緊急性が高いものを優先し、その中で人身事故の発生状況が高く、さらに、信号機をつける柱を立てるスペースがあるかどうかを勘案して、設置を決める」としていました。
もし、地域の道路で、人身事故が多発しながら信号が設置されていない・・・こんなケースがありましたら、決して諦めることはせずに議員を通して(この場合、警察は県の管轄であるため、都道府県議会議員)、信号機の設置を要望して下さい。もちろん、私も迅速に対処致します。