【真実を発信57】千葉県放射性物質除染実施プラン

本日、千葉県災害復旧・復興本部が千葉県放射性物質除染実施プランを公表しました。本県では、東電福島第一原発事故で放出された放射性物質の影響が、県内に及んでいる現状を踏まえ、県民が抱える健康への影響に関する不安を一刻も早く払しょくするために県管理施設等の除染作業を進める、としています。

除染の優先順位については、以前、【真実を発信36】県立学校の除染作業スケジュール・・・で記しましたが、このプランにおいても子どもの利用が多く優先度の高い施設を中心に進めていきます。

まず、対策目標ですけど、県では各施設の空間放射線量が毎時0.23マイクロシーベルト未満となることを目指すとしました。(原発事故による追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下)

除染対象は、県の管理施設で上記数値が計測された77施設。未測定の施設でも、周辺の測定値から推測されるものは、対象とするそうです。

除染工程については、以前にも記した(A)子どもの利用が多いもの・・・児童相談所、公園、職業訓練施設、県営住宅、県立特別支援学校・高校、図書館などの教育機関など46施設、今年度中の終了をめど、特別支援学校については9月末をめどに行います。

(B)比較的子どもの利用が少ないもの・・・河川用地、旧県立高校など5施設、(C)行政施設であり、主に県職員が遮蔽効果が見込める室内で執務する施設・・・事務所、排水機場、河川・水道施設など26施設。なお、(B)、(C)についても可能な限り速やかな実施に努めるとしています。

除染の推進にあたって、作業主体は専門業者(国が策定した除染関係ガイドラインに基づく。面的な除染は専門技術、知識を有する業者への委託を基本とする)、県職員(局所的に汚泥や落ち葉など比較的容易に除去できるもの)、施設利用者等(比較的簡易に除染を行うことが可能な場合)としています。

そのほか、放射能に関する正しい知識の県民への周知を図るため、専門機関の協力を得て、県民を対象とする講演会を開催するそうです。

プランに沿って、早く除染作業が進み、県民生活の安全が確保されるよう願っています。