千葉県と関係市町が組織している「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会」(会長:森田健作千葉県知事)は14日、国土交通省航空局長に対し、羽田空港拡張後の騒音軽減に関する申し入れを実施しました。
そこに盛り込んだ要望項目は以下の5点です。
1、昼間時間帯の運用について
(1)南風好天時の飛行ルートの高度引き上げの実現
(2)北風好天時における富津沖海上ルートの運用比率25%の達成
(3)低騒音機材の就航(航空会社への要請等)
(4)深夜早朝時間帯に隣接する時間帯(6時台、22時台)の騒音軽減
(5)本県上空を飛行する際の高度確保(可能な限り高い高度での飛行)
2、深夜早朝時間帯(23時から6時)の海上ルート運用の徹底
3、苦情対応の充実・騒音測定体制の充実
4、将来の技術進展等にあわせた騒音軽減策の検討の着実な進展
5、首都圏での騒音共有の実現に向け幅広く取り組み、可能な限り本県上空を飛行しない運用実現に全力で務めること
関係市町の中には、私の地元である市川市も含まれますが、実際、天気によって、突如、爆音が轟くことが少なくありません。そうした時に空を見上げると、飛行機がいやに低いところを飛んでいる・・・といったことも。飛行機の運航は、安全が求められるため、やむを得ない場面もあると考えられますが、騒音に悩む住民のため、航空各社には配慮をお願いしたいです。