【真実を発信303】県立高校入試の前後期制継続へ、質問時における要望が実る

最近のニュースで目を引いたものの中に、「県立高校入試の前後期制継続へ」というのがありました

生徒にとって2回のチャンスが生じるる県立高校の前・後期選抜は2011年に導入。県教育委員会は16日、今年に続いて来年も実施することを明らかにしたのです。同時に県教委は、農業、商業科などの専門学科について、2016年度入試から前期の選抜枠を定員の100%まで拡大できるよう変更することを決定しました。

この問題、私は昨年の一般質問で取り上げた経緯があります

詳しくは、上記の文章をクリックして頂くとして、取り上げたきっかけは、県教育委員会が実施したアンケートの結果でした。それによると、前後期入試の是非について、公立高校、私立高校の校長がいずれも90%、中学の校長が66%が一本化を求めている一方、中3生徒の76%、中3保護者の67%が現行のような複数回の受検機会を求めるなど、試験を実施する側、受ける側で見方が正反対となっています。

学校側の希望で現行制度が廃止になる可能性が生じたと思った私は、継続を求める生徒の立場に立って、制度が続くよう当局に要望。どこまでその声が県教委に届いたかはわかりませんけど、来年の県立高校の入試は従前通り受験生にとって2回のチャンスを活かせる格好になりました。要望が実って良かったと思います。