【真実を発信382】議案第11号、特別支援学校の過密化解消に向けて・・・

26日から千葉県議会12月定例議会がスタートし、12月19日まで開催されます。昨日報告した衆院選に伴う補正予算以外に、自動車盗の巣窟となっている不法ヤードを取り締まる条例など、22の議案が上程されました。

その中で、議案第11号「千葉県立特別支援学校設置条例の一部を改正する条例の制定について」は、これまで私が取り組んできた肢体不自由児に関する政策で、県に対して要望した内容でもあったので、ここに取り上げてます。

新設するのはいずれも県立の習志野(知的障がい、小学部単独、習志野市)、船橋夏見(肢体不自由、中学部・高等部、船橋市)、矢切(知的障がい、小中学部・高等部、松戸市)、飯高(知的障がい、小中学部・高等部、匝瑳市)、大網白里(知的障がい・肢体不自由、小中学部・高等部、大網白里市)で、来年の4月1日に設置されます。

このうち、市川市に関連する夏見に関しては、これまでの船橋特別支援学校で小中高と3つあったのを小学部のみ分離、従来は全体の想定人数83で運営されていたものが新たに想定人数70~80が加わることになります。障がいがあるお子さんは、施設不足から過密化した環境で学ぶことを余儀なくされていたものの、これによって1人あたりのスペースが広がり、葛南地区における肢体不自由児の教育環境が改善されることになりました。

なお、新設にあたってのインフラですが、これまで議会の答弁にあったように、統廃合で生じた空き校舎を利用。船橋夏見の場合は、船橋旭高校の跡地を活用することになります。

まだまだ、障がい者に関する課題は、解決しなければならないものが少なくありません。今回、私はは当然議案に賛成し、可決された場合は要望が1つ叶う格好となりますが、今後も課題解決に取り組んで参ります。