【真実を発信421】浄化槽の未受検者、来年から訪問実施・・・一般質問(4)

質問最終日のトップバッターは、宍倉登議員(自民党・千葉市花見川区選出)です。介護保険に関して、介護サービスを利用していない方について取り上げていました。要介護、要支援認定者の中で、全体の16.2%にあたる37184人が利用していないそうですが、その理由は、自力で生活、入院中などを挙げた上で県当局は「適切なサービスを受けられるようにする」と答えています。

小池正昭議員(自民党・成田市選出)は成田空港に関して質問。ご自身が三里塚に居住しており、生活に密着しているだけに説得力があります。空港の拡充に関して県は「地元の受け入れ態勢が重要。拡充に関しては地元の総意の形になるか注視している」と答弁していました。森田知事も答弁で、国際線需要がますますたかまるため「引き続き成田の役割は大きい」と語っています。

瀧田敏幸議員(自民党・印西市選出)が取り上げた県参農産物の台湾向け輸出に関しては、昨年4月に森田知事が台湾を訪れた際、直接交渉した点を県では強調。農林水産物の一時輸入停止解除に向けて務めているとしています。原発事故から4年経過し、まだまだ、県内では影響が一巡していないことを印象付けた質問でした。

今任期最後の一般質問、大トリは山本義一議員(自民党、八街市選出)です。浄化槽の法定検査の質問が目を引きました。下水が普及していない地域では、浄化槽がしっかり機能しているかどうかチェックは欠かせません。下水普及率7割の市川でも課題と言えるでしょう。。県では、受検率の向上を目指し、パンフレット配布、文書での警告等を行い「来年度からは未受検者への個別訪問を実施する」としています。