現職時代から保存活動に取り組んでいた市川国府台にある赤レンガ建造物。一歩大きく前進することになりました。
先日、さる新年会で市長とお話した際に、オフレコで保存に向け県に要望すると聞いておりましたが、昨日の定例記者会見において、廃止方針が示されている行徳野鳥観察舎の存続とともに、森田知事に直接要望することを明らかにしました。写真は、そのことを記した東京新聞の記事です。
赤レンガの保存に関しては、市川市、そして大勢の市民からの働きかけが必要と思っていましたが、その意味で、正式に市から県に要望するということの意味は大きいと言えるでしょう。
大久保市長は会見で「大久保市長は「歴史的にも、貴重な建物としても保存すべきだと思っている」とコメント。県も私が議会で質問した際に、千葉大の丸山純先生がまとめた”文化財として残すべき”としての調査報告書もあって、その価値を認めいました。あとは、費用等の問題を県市でどう負担するかが課題になります。
本会議の質問に取り上げてから1年半以上経過。その時は応急処置を県が行ってくれました。今後、さらに前進することを期待しています。