【真実を発信43】都県橋

真実を発信2月定例議会の準備が煮詰まってきました。予算委員会で質問する予定ですので、日々の勉強にも力が入ります。本日は県庁で勉強会に出席しました。その中で、今回は都県橋について記します。

この問題について筆者は、過去に所属する県土整備委員会において質問しました。その様子については、千葉県のHPで確認できますので、ここでは割愛しますが、ブログにおいて認識違いのことを記していたので、改めて取り上げることにした次第です。

千葉県と東京都の県境を流れる江戸川と旧江戸川に架かる都県橋。以前も書きましたが、自動車が通行できるのは、市川市において国道14号線の市川橋から浦安との市境にある今井橋までありません。

現在、計画として浮上しているのは、北から大洲橋、押切橋、そして浦安市の堀江橋。このうち、大洲橋に関しては人道橋で整備されると記しましたけど、これは私の認識違いでした。

市川市の対岸である江戸川区が主体となり防災上の観点から歩道橋を架けるということですが、これは大洲橋ではないとのこと。正確には、江戸川区が行う(仮称)大洲橋計画位置への歩道橋整備──県当局によると、これは大洲橋建設につながるプロジェクトという位置づけです。

ただ、実際に橋が架かった場合、大洲の地に橋があれば、江戸川区云々など関係なく、住民は大洲橋が架かったと思うのではないでしょうか。それなら、最初から自動車等も通行できる正真正銘の大洲橋を建設すればいいと単純に思えるのですけど・・・。

本格的な橋となれば、周辺の道路整備、用地の問題など予算の問題が浮上するためかもしれません。

江戸川区にしてみると、水害が生じた場合、標高差から市川市に住民を避難させるために予算を付けて急ぎ建設する意図があると思われますが、市川市にとっては緊急車両の通行も重要。その点を県当局に問いただしたら、江戸川区では緊急時には車両が通行できる設計にするので、防災強化に寄与する──との答えが返ってきました。

そして、繰り返しになりますけど、将来の大洲橋建設は、この歩道橋プロジェクトが完遂しても残るとのことですが──1度架けた後、今度は新たに建設する必要があるかどうかという議論が出てくることは十分考えられます。