東日本大震災から1年、千葉県・旭市合同追悼式に出席

忘れることができない東日本大震災から、ちょうど1年。改めて、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方にお見舞い申し上げます。

今日は津波に襲われた旭市で行われた千葉県・旭市合同追悼式に出席しました。森田知事のほか、半数近くの県議会議員も出席。14時46分に黙祷を捧げ、献花をしました。

終了後、津波の被害に遭った地域を同僚の川井議員(松戸市選出)と見て回りました。この地域は昨年5月に視察しましたが、当時に比べてどこまで復旧作業が進んだか──見た印象では道半ばといったところでしょうか。

象徴的だった流された歩道橋は、復旧工事が終わった様子。元の位置に戻っていました。

昨年5月に視察した際は、歩道橋が流され、隣の橋の上に乗っていましたが・・・。


歩道橋は元の位置に、そして破壊された欄干も直っていました。




しかし、1年前に見た河口付近の破壊された護岸は──ほとんど変わっていない様子です。


1年経過しても以下の通り。


ちょうど、その近所で営業するとんかつ屋さんのご主人に話を聞くことができました。

ご主人は、なかなか復旧が進まずイラついていた感じで、周辺の工事を待っていたら、いつまで経っても営業ができないので、元あった場所に再び店を構え、営業を開始したとか。聞けば、津波が襲った際、流されて九死に一生を得たそうで、まさに生き証人です。


たくましさを感じました。仕事が遅い行政を当てにしていません。こうした頑張っている人のためにも、行政は早く復興を進めなければならず、ご主人の叫びを県当局にぶつけたいと思いました。