【真実を発信53】市川市の放置自転車対策

真実を発信県議会は休会日。本日は、みんなの党会派の激励を兼ねて、2月定例議会が最終日となる市川市議会を傍聴に行きました。

今議会において、市議会のみんなの党は、持ち家手当廃止議案を提出するなど、存在感を示すことが出来たと思います。

この議案は賛成少数で否決されたものの、自由民主党など他の会派からも賛同者を得ることができたため、単なる「反対政党」ではないことが示せたと言えるでしょう。石崎ひでゆき議員、増田好秀議員、ご苦労様でした。

さて、今日、傍聴した中で注目した質疑は、市内の放置自転車対策についてです。

放置自転車について、最近の統計で市川市内の主要駅周辺の状況は、本八幡駅45台、市川駅67台、妙典駅153台、行徳駅164台、南行徳駅245台──東西線沿線の3駅で多いことがわかります。

撤去台数に関しては、過去5年間で1万4000台から9500台に減少しましたけど、依然として多い状態には変わりありません。

市当局の答弁によると、用途で通勤・通学は減少している半面、昼間の買い物客が増加しているとか。その対策としては、空きがあるスーパーの駐輪場や民間の駐輪施設の活用などを考えているとしていました。

市川駅周辺では「市川会」、本八幡駅周辺では「八幡自転車対策協議会」などの団体による訴えがなされ、これが減少の効果をもたらしていると考えられます。そのため、行徳地区にもこうした団体を作れば──といったアイデアはいいかもしれません。

市では警察との連携や、地元自治会、事業者などと協力しながら、今後も放置自転車対策に取り組むとのことです。