【真実を発信65】外郭団体の仕組み債運用、32億円の含み損が発生

明日は、一般質問を行いますが、その一部を先行してお知らせします。

通告書に記した「仕組み債について」がそれ。実は、本会議場で実態を明らかにするつもりでしたが、ある事情(これが議員のモラルとして憤りを感じるのですけど、やむを得ません)によって、新聞報道される見込みとなり、明日の議場における私の質問が“出がらし”になってしまいかねないため、事前に記すことにしました。

仕組み債での損失発生は、官民を問わず、到るところで問題になっています。千葉県では、県本体では仕組み債投資を行っていないものの、37ある外郭団体のうち4団体で行っているのです。購入総額は131億円・・・現在の時価評価は99億円。つまり、32億円も含み損が発生しているのです。

その4団体のうち含み損の額が大きいのは、私学教育振興財団(含み損16億6000万円)、千葉県漁業振興基金(同13億円)で、そのほか、千葉国際コンベンションビューロー、かずさDNA研究所も投資しています。

これだけの巨額の含み損・・・とても修復できるものではないでしょう。私立学校で真面目に働いている先生の退職金とか、どうなるのでしょうか。

詳しくは、明日、議場において追及します!

それにしても・・・記者時代、抜き抜かれの生活を送っていましたが、まさか、議員になっても、抜かれて涙を呑む場面に遭遇するとは・・・(涙&苦笑)。