【真実を発信66】一般質問

本日、本会議場で一般質問を行いました。

質問は、先に告知したように、「人件費について」「防災対策について」「外環道の周辺整備について」「学童保育クラブについて」「海外観光客誘致について」「仕組み債について」「県立図書館について」の7項目について行いました。

昨日の【真実を発信65】で記した外郭団体の仕組み債についても、本日の各紙朝刊に掲載されましたが、こうした案件は単に“暴露”するといった事実を知らしめることではなく、責任の所在、今後の対応などを議会で追及してこそ価値があると考え、事実の掘り起こしについては“出がらし”のような質問になりながらも、取り上げました。再質問においては、独自に考えた政策提言も行っております。

それぞれの項目については、追々と本ブログで記して参ります。

さて、「仕組み債」の質問に際して、なぜ、私が質問する直前に、その詳細が報道されてしまったのか・・・その経緯について記します。

県に関する諸問題について、議員は日々県民が困っている問題はないか、また、その解決策は何か・・・について考えて調査活動を行っています。同じ問題、課題について複数の議員が調査を行っても不思議ではありません。「仕組み債」の問題に関しても、私以外にも調査している議員がいました。

質問する当日に報じられたか・・・その議員が、私が当局に質問通告をした後、昨日の日付で自身が調査した資料をまとめて、県政の記者クラブに投函。その資料をもとに、各社が取材をして報道した・・・というのが事実です。

なぜ、その議員がそうした行動を行ったのか・・・推察でモノを言うことは差し控えたいので、ご想像下さい。ただ、はっきり言えるのは、その議員は自分の立場を利用して得た情報を議会活動ではなく、別のことに使用した点です。私は強い憤りを感じましたが、この行為の是非については県民の方のご判断にまかせたいと思いました。

その議員は、今後も県の外郭団体のみならず、各市町村などの自治体、関係団体についても調査を続けるそうですが、いったい何を目的に調査するのか・・・見届けたいと思います。

私、さらに、みんなの党は、今回、議会で明らかになった「仕組み債」の問題について、今後の対応に関し建設的な政策提言を行うなど、問題解決に向けて取り組んでいきます。

なお、その議員は本日、所属会派の議員会長、政調会長に伴われて私のもとへ謝罪に訪れました。幹部の方たちは議員として私からみると大先輩にあたりますが、会派として誠意ある対応をして頂いた・・・と思ったことを付け加えておきます。

一般質問、インターネット中継から