【真実を発信68】6月定例議会(2)

6月定例議会も昨日で一般質問が終了、明日から各常任委員会が開催されます。私は、いつも通り、29日の県土整備常任委員会に出席。なお、所属委員会については、今年度も前年度に続き同委員会に所属することになりました。今後も、県内のインフラ整備に関して、取り組んでいきます。

さて、前回に続いて一般質問のハイライトを記すことにしました。

小湊鉄道、いすみ鉄道の活性化問題について質問が出ましたが、これに関して当局からは、各種企画旅行を行うなどして沿線地域の集客に努め、合わせて中房総地域の活性化に努めると答弁がありました。

地元市川市に関する話では、行徳橋の架け替えに関する質問がありました。昨年夏以降、江戸川河川事務所において調査を行い、橋の構造をどうするか、費用負担をどうするか検討していますが、これまでの答弁から進んだ内容はありません。引き続き、早期に事業着手に努めるとの回答です。

防災関係では、県有施設で建築後30年が経過した老朽施設が現在、1172棟あり、これらについて順次耐震化を進めていくという答弁がありました。

3月の予算委員会で取り上げた生活保護問題については、前年度の政令市を除く県管轄の生活保護の数が41551世帯、53739人と、いずれも1年前に比べて8%増、7%増と増えました。内訳は、高齢者が45.3%、その他が36.9%、母子家庭が6.7%、障害者が12.9%・・・などとなっています。

その他が異様に多いのが不自然に見えますけど、これは働ける人がいる世帯を含むため。総数の増加もさることながら、内訳に比率を考えさせられました。働けるのに受給・・・これは何とかしなければならない・・・そう思うのは私だけではないでしょう。雇用問題も合わせて考える問題となっており、こうした人に自立を促す施策を考え、生活が苦しいながらも頑張って働いている人が、不公平と感じないようにしなければならないと思いました。

三番瀬については、東日本大震災後の調査で干潟部分が震災前との比較で46%に縮小、27㎝沈降したとの答弁がありました。