本日は、千葉県議会の芸術文化議連で県内視察に行ってきました前回は、国内写実主義専門のホキ美術館を訪れましたが、今回は内房にある金谷美術館、菱川師宣記念館、そして、鋸山が視察先です。
金谷美術館は、富津市金谷に2010年3月にオープン。「石と芸術のまち金谷」を合言葉に、町おこしの過程の中で誕生しました。建物も皆でつくろういと、一口建設者として参加する募金プロジェクトを行っているほか、たとえば、建物の周りの芝生は地元の小学生がボランティアで植えたあど、地域の方の協力で運営されています。小さな美術館ですが、地域活性化の例として注目できるのではないでしょうか。
特別企画展として「久住三郎 日本画の旅」が開催されていました。
もう1つの訪問先は、菱川師宣記念館で、お隣の鋸南町にあります。「見返り美人」などで知られる江戸時代元禄期の浮世絵の祖である菱川師宣は同町出身。それを記念して建設され、道の駅きょなんに隣接しています。
館内には、師宣の作品以外にも多数の浮世絵などが展示され、江戸文化に触れることができます。こちらも、こじんまりとした施設ですけど、浮世絵ファンにとっては必見の場と言えそうです。
2つの施設を視察した後、千葉県における有名観光地である鋸山に登りました。と言っても、行きはロープーウェイで山頂まで登り、帰りは徒歩で下山しました。
切り立つ岩山から東京湾を一望できる「地獄のぞき」がおなじみの鋸山・・・千葉県の貴重な観光資源と言っていいでしょう。ふもとの金谷では、おいしい海産物を食べることができます。
これら1つ1つの観光スポットを大事にして、本県の観光産業の発展させたい・・・そう考えています。