以前、ブログでも記しましたが、千葉県では東京湾の放射性物質の状況を把握するために、県独自で調査地点を追加し、国と連携を取りながら調査を6月13日~6月28日の期間に実施、県調査分の調査結果が明らかになりました。
それによると、湾北部・中央部10地点(水質)、内房海域8地点(水質・底質)では、水質に関して放射性セシウム(134及び137)は全地点で検出されませんでした。底質については、放射性セシウム(同)が不検出~最大110ベクレル/kgとなっています。
県では「底質で放射性セシウムが検出されているが、海水からは検出されていない、底質の放射性物質は水底にあり、水で遮蔽されることから、生活圏への影響は極めて少ないと考えている」としています。
なお、国が実施した分の調査結果につきましては、環境省が7月31日に、文部科学省が8月3日に公表しました。