【真実を発信83】平成23年度一般会計決算見込みの概要

千葉県の平成23年度一般会計決算見込みの概要が明らかにされました。

それによると、歳入は前年度比5.7%増(901億円増)の1兆6821億円、歳出が前年度比5.5%増(872億円増)の1兆6648億円。その結果、一般会計決算における実質収支は57億円の黒字となっています。

歳入の内訳は、個人県民税や地方消費税等の県税は6252億円(116億円減)、地方交付税は1932億円(228億円増)、国庫支出金は1956億円(89億円増)、繰入金(基金の取崩し)は759億円(357億円増)。また、県債残高は、前年度比1190億円増の2兆7429億円と、依然として借金が膨らむトレンドに変わりはありません。

他方、歳出で目を引いたのは人件費の減少。前年度比70億円減の5994億円となっています。人件費比率は38.0%から35.6%にダウンしました。

県当局によると、規模が膨らんだ大きな要因は、東日本大震災に関連する歳出・歳入がいずれも700億円以上増加したため。同時に発表された健全化判断比率は、いずれの指標も早期健全化基準を下回りました。

みんなの党のアジェンダに沿って訴えてきた点を踏まえると、満足できる水準ではないながら、人件費を県民の必要な分野に回すという意味で一定の評価ができると思っています。

ただ、借金の増加は、議会で追及していかなくてはならないでしょう。

借金そのものは悪くはありません。ただ、今後、県人口が減少し、将来的に税収面で不安がある中で、返せるかを考えると、歯止めをかける必要があると思うのです。

ぞのためには、(1)県経済を活性化して税収増を図る、(2)無駄を削減してスリム化を図る・・・いずれを両輪で進める必要があるでしょう。両方の進みが悪く、それでいて借金を重ねるでは、やがて、県財政は破綻してしまいます。そうならないように、(1)(2)とも進めるよう、議会の場でチェックしていきます。