このところの雨不足によって、利根川上流にある8つのダムの貯水量低下が話題になっています。千葉県渇水対策本部によると、それに伴い、9月11日午前9時より、10%の取水制限が実施されることになりました。
取水制限の対象となるのは、千葉県水道局をはじめ利根川水系からの取水で、県内の取水制限は平成13年(2001年)8月以来、11年ぶりとなります。
千葉県総合企画部水政課によると、10%の取水制限では節水に取り組むことにより、県民生活にそれほど影響はないと考えている、としています。また、水道局でも緊急用地下水源の活用などで、給水に支障をきたすことはほとんどないとしながらも、配水圧調整等の実施によって、一部の地域において水道の出が悪くなるとしています。
水道局では、節水広報の強化、緊急用地下水源の活用や君津広域水道企業団からの受水量の増量、減圧調整、浄水場間の効率的な水運用・・・などの対応をとるとしていますが、まずは、私たちが節水を心掛けることが重要であるのは言うまでもありません。