千葉県議会は現在行われている知事選挙のため、例年よりも前倒しで2月定例議会が開催され既に閉会していますが、県内各自治体の定例議会は今がピークです。スケジュールの合間を縫って、先週末、市川市議会を傍聴しました。
みんなの党の会派代表である石崎ひでゆき市議を応援するため、同僚の川井友則県議(松戸市選出)とともに駆けつけたのです。石崎市議は、これまで市川の行財政改革を熱心に取り組んできましたが、今回も全国的に駆け込み退職者の発生で話題になった退職手当の引き下げなど、鋭く追及しました。
通告したのは、大久保市長の施政方針と議案第58号について。前者は、行財政改革、人事給与制度改革、財政調整基金に関してなど、後者は退職手当についてです。
退職手当は、みんなの党の県議会議員会も議会で取り上げました。施行日は3月1日と妥協しなかったのですが、市川市をはじめ県内自治体の中には4月1日を施行日としたところが少なくありません。これは駆け込み退職を防止する・・・というより、労働組合を意識したものと受け止めることも可能で、この点を石崎市議は追及しました。
詳しくは石崎市議のブログなどをお読みになって頂くとして、今回は人件費問題でとりわけ注目されている諸手当について、すべて見直しの対象にすると当局からの答弁が引き出せたなど、実り大きいものとなった印象でした。市川市は県に比べると、総人件費抑制に関して遅れている状況ですけど、今回の答弁が改善の一歩となるかどうか、今後、注目されます。
私も県議会で行財政改革について取り上げて参ります。