千葉県内で竜巻とみられる突風が発生しました。NHKの報道によると、野田市で2日午後2時20分ごろ、竜巻とみられる突風が発生、消防からの情報で、午後4時半現在、同市内の岩名、谷津、吉春、光葉町の4つの地区で、住宅の屋根が飛ばされたりガラスが割れたりする被害が、少なくとも合わせて46棟に上ったといいます。
被害に遭われた方に対して心からお見舞いを申し上げます。
竜巻は、米国から凄まじい被害の様子が何度が伝わってきましたが、日本においても珍しい気象現象でなくなった感が強くなっています。昨年5月に栃木や茨城で発生した竜巻が大きな被害をもたらしたことが記憶に新しいでしょう。それゆえに、防災の観点から普段から知識を備えることの重要性が高まってきました。
千葉県の地域防災計画では、第3編「風水害編」の第2章「災害予防計画」第4節「風害対策予防」に、竜巻に関する注意点が記されています。この文章をクリックしてお読みになって下さい。
現実に被害が生じたことを踏まえ、「竜巻が起きた場合、どうするべきか」・・・といった注意点を普段から県民に対して周知徹底させることが、行政の役割として重要になります。
私は、これまで議会において、東日本震災後に地震や津波に関心が向きがちだった防災について、火災などすべてをバランスよく目を配るように問うてきました。竜巻も当然のことながら、その1つでしょう。県でも普及・啓発に取り組んでいますが、災害から身を守るための知識をいかに県民に周知させるか・・・私は今後も政策課題として取り組んでまいります。