先週の金曜日は質問の3日目。代表質問の最後は日本共産党の丸山慎一議員(船橋市選出)でした。
共産党の議員は、憲法問題など県とは直接関係ないことを知事の政治姿勢として質すケースが多く、答弁も「それは国が決める」・・・といった回答が少なくありません。今回も原発ゼロに関しての質問について「国において責任を持って対処すべき」との答弁がありました。
県のレベルにおいて”直接関係がある”部分について目を引いたのは、農商工連携に関しての質問でした。世間では、1次、2次、3次の各産業の連携であることから、6次産業などと呼ばれています。これに関して、県では千葉の産品に関し働きかけをするなど支援していますが、実際にそうした事例として17件あるとし、今後も雇用の拡大に繋がることから、引き続き取り組んで行くと答えていました。
そのほか、北総線に運賃引き下げ問題に関し、本来は印西、臼井市など地元が取り組むべき問題で、運賃引き下げについては、これら地元の声が反映されるように鉄道事業者が国交省から認可を受けるものだが、こうした取り組みについて県としても協力すると当局は答弁していました。