今回はプライベートから派生した話を記す。本日は、自分の子どもが通う中学校の行事である「平成25年度共生発表会」を見学した。
これは、総合学習の一環として行われているもので、発表スケジュールも時間割に沿って組まれている。それぞれのテーマをもとに、生徒が調査、研究をし、その成果を見学者に発表する訳だ。
プログラムにあるテーマは全部で22テーマで、「絵本を通した幼児との共生」「手話を学ぼう」「国際交流を考える」「広告から考える~公共CMを作ろう~」など多種多様・・・。ちなみに、自分の子どもは「身体は表現する」というテーマで、舞踊全般についての調査を各人が発表する一方、創作ダンスを披露した。このダンスチームは千葉市ダンス大会で最優秀賞を受賞したことを付け加えておく。
数あるテーマの中で、目を引いたものがあった。「千葉県のことをもっと知ろう!」というテーマ。その通り、千葉県の産業や文化、特性などを調査、研究し、各人が発表していた。
農業、水産業など、私も議会活動において勉強を積んだが、発表された内容はなかなかのもの。問題点を的確についている発表が多かったのは、聞いていて嬉しくなった。
たとえば、私は議会において圏央道建設推進議連に所属しているが、圏央道についての発表は、千葉県内における役割、意義などをうまく突いていたと思う。研究内容もそうだが、千葉県の発展のために「地元の悲願。ありきたりの高速道路ではない」と結んでいたのは良かった。
このように県内における課題、郷土の姿を中学生のうちから研究、調査するのは、とても意味が大きいと思っている。総合学習に関して、批判的な意見も聞かれるものの、「自分の住んでいる千葉県の素晴らしさを初めて知った」・・・発表した生徒の1人が述べた感想を聞いて、教育の場において活用されていることを認識できたと感じたのである。本当に有意義な時間を過ごせた。