【真実を発信244】ハラールに関する政策、また1つ実現へ

昨年の6月議会から1年半近くに渡って取り組んできたハラールに関する政策が、また1つ実現することになりましたので、そのご報告をします。

成田国際空港株式会社(NAA)は28日、「訪日ムスリム観光客の受入れ環境の整備について」と題するニュースリリースを発表しました。

それによると、これまで私が「サイレンスルームという名では何をする場所かわからない」と訴えてきた祈祷する場所の名が、「Prayer Room(プレーイヤールーム、礼拝室)」と変更されるほか、ハラール食のケータリングによる提供など、ムスリムの方にとって朗報と言える内容となっています。これをきっかけに、成田空港の国際的地位が一段と向上すれば・・・そう思いました。

サイレンスルームの名称を変えて欲しいというのは、昨年11月に地元選出議員である小池正昭県議(成田市選出)、實川隆県議(山武郡選出)と3人で空港内にある同ルームを視察、そこで要望したのが最初でした。その後、別の機会に今度は、みんなの党政調会長(当時は幹事長代理)の水野賢一参議院議員とNAAに陳情した経緯があります。

両県議は自民党に所属、水野政調会長は言うまでもなく国会議員・・・政策テーマが大きな場合、超党派で動く、国と地方が連携して取り組む・・・今回の件は、そうした基本に従い、地道に活動した成果だと思っております。両県議には、成田空港の視察の際、大変お世話になりました。また、水野政調会長には、国とのパイプ役になって頂くなどご協力をお願いしています。この場を借り、お三方にはお礼を申し上げます。

自分1人だけでは、政策というのは進められるものではありません。それを肝に銘じ、今後もハラールに限らず、手掛けている政策に取り組んで参ります。

党のゴタゴタに惑わず、私はあくまでも政策が第一・・・政策が実現した際に感じる県民のために働く喜びを噛み締め、今後も県会議員としての責務を果たしたいと改めて思いました。