【記者魂62】残された時間は少ない!

参議院本会議で秘密保護法が可決。ジャーナリスト出身の筆者としては、法案の趣旨には賛成しながらも、「知る権利」は果たして大丈夫なのかとの疑問から、じっくり審議をして欲しかったのが正直なところだ。

現役ジャーナリスト、出身者に反対が多いとの指摘があるものの、それは当たり前のことである。その理由をくどくど記す必要はないだろう。ひと言、「知る権利」は国民にとって必要かつ重要なものと言っておきたい。

ところで、この法案を巡って、わが党は“政局含み”となってしまった。党内の意見対立が、なぜメディア上で“分裂”という活字が躍ることになってしまうのか?はっきり言えば意見対立はどこの党でもあること。何回かこのブログでも記したが、政策の根幹が同じなのに「それはない」と思う。直接法案に携わる国会議員ならまだしも、地方議員は地元のことにきっちり取り組むことが第一ではないか。たとえ、青臭いと思われようが、また、考えることがありながらも、私は県民のための政策に取り組むことを最優先したい。

そんなことを考えつつ、また、これまでの活動をまとめる県政報告を作成しながら思ったのが、表題にある「残された時間は少ない!」ということである。

党のアジェンダに沿う格好で筆者が千葉県における大きな2本の柱に据えているのが、「行財政改革」と「千葉県の経済成長」だ。前者は、部分的なものに止まりながらも、公務員・議員給与の引き下げで実現。議会において少しでも無駄を省くために、不要と思える事業について追及し続けてきた。後者に関しても、自身のアイデアを披歴する一方で、必要と思われる既存事業については支援の構えを示している。ここにきて形になりつつある「ハラール推進」による海外観光客誘致と県産品の輸出促進はその代表例だ。このほか、地元の案件に関しても、住んでいる方の意見を聞き、実現に向けて活動している。

完結したものもまったく無い訳ではないが、その多くは道半ば・・・。ハラールもそうだが、国際バルク戦略港湾など大きな事業や、行徳橋など地元の道路インフラ整備は、とても1期4年間で片付く案件ではない。2期目を目指すにしても、選挙において私の政策が理解されなければそれまで・・・。先の保証はない分、私が正しいと思って進めている政策は、任期中の1年有余の間に「誰がやっても大丈夫なところ」まで道筋を示す必要がある。

そう考えると、とにかく残された時間は少ない!政局に浸かっている時間などとてもないのだ。

意見を述べる、ダメと思われるものに反対する・・・晴れの舞台でもある登壇しての質問は、一見仕事をしているように感じるが、そうではないだろう。2年半あまりで感じたのは、質問をきっかけに動くものもあるということである。みんなの党は、定数95の中で、たったの3議席しかないにも関わらずだ。もちろん、議会というのは多数決の世界なので、現実には実現が難しいものの方が多い。しかし、地方議会は二元性であるがゆえに、努力と工夫次第で道が開けるのだ。

せっかくの質問する機会も、単に聞くだけで終わってしまっては、“アリバイ作り”に過ぎない。それだけでは住民に対して役に立ったとは言えないである。ましてや、のぼり旗を立てての駅頭活動というのは、自分の活動を単に報告する場であり、政策でも何でもない。保守系議員に多いとされる口利き云々や、後援会活動というのもまったく違う。住民のために議会を通じてどれだけ形として実現させたか、それがあるべき地方議員の姿ではないか。対立する両方の意見を問わず、党所属の地方議員にそのことを問いたくなる。

さて、政策実現についてだが、昔はわかりやすいために”箱ものづくり”に走ったのだろうが、無駄はいけないのは当然のことだろう。ゆえに、”箱もの”は費用対効果を考えて実行していく、さらに、無形のものは県の発展に繋がれば自分の手柄とアピールできなくても「喜ぶ人が多ければ、それでいいじゃないか」と思って取り組む・・・「青臭いぞ、お前」と言われるかもしれないながら、私はその基本方針に基づき、ブレることなく政策を進める考えだ。

同僚の県議である川井友則議員、松戸隆政議員もそれぞれ政策テーマを定め取り組んでいる。地元市川市でも、石崎ひでゆき市議が最近取り上げた補助金不正疑惑問題の追及などは、市政にしがらみが多い中、みんなの党の議員だからこそ取り組め、不正受給額の返還により“市民が損する格好となったお金”を取り戻すことができたのだと思う。ここに挙げ切れないものの、我が党の千葉県地方議員連絡協議会のメンバーの中には、そうした熱意を持って取り組んでいる議員が多いことを同会の代表としてここに記しておく。

そして私はと言えば、みんなの党の根幹をなす行財政改革は言うに及ばず前述した政策以外でも、水害に備える下水整備、成長戦略としてのIR県内誘致、外環道周辺の整備、住宅密集地の防火対策、県立中高一貫校の拡大、放課後児童保育の充実、自転車対策、伝統工芸の継承、舞台芸術の発展、地元赤レンガの保存、地元踏切混雑の解消、商店街の活性化・・・このほか挙げるとキリがないが、信を問われるまでに残された時間を、これらの実現に向けて全力で取り組むことに費やしたい。

とにかく「残された時間は少ない!」と、今の自分に言い聞かせている。

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