【真実を発信249】スポーツは一元化で、県道除草管理は全域の要望・・・一般質問より(2)

千葉県議会は12月定例議会の質問日4日目となりました。今日は4人登壇です。

最初に登壇した自民党の山中操議員(千葉市若葉区選出)は、動物愛護条例に関して質問。全国で同条例を制定していない都道府県は5県のみと指摘した上で、条例の制定を求めました。パブリックコメントも踏まえ、動物愛護法に沿うように制定を目指す方向ですが、当局はその際、ペットの届け出制も検討するとしています。また、自動車税の徴収法に関する質問については、インターネットバンキングによる支払いを検討するなど納税機会のさらなる拡大を示していました。

次に登壇した公明党の横山秀明議員(八千代市選出)は障がい者スポーツを取り上げました。東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、障がい者スポーツの選手育成、強化、指導員の養成を全庁で取り組むと当局は答弁。ただ、これについては、一般のスポーツは教育庁、障害者スポーツは健康福祉部がそれぞれ管轄。ために、この質問の答弁は健康福祉部長が行ったのです。横山議員は、教育庁、健康福祉部と縦割りにせず、スポーツは一元化すべしと強調していました。私もまったく同感です。

自民党の江野澤吉克議員(袖ケ浦市選出)は、アナフィラキシー問題を取り上げていました。これに対して、当局は電話相談やホームページなどの広報啓発を対策として挙げていましたが、江野澤議員も指摘していたように命に関わること。アレルギーは個人によって異なり、自分の身は自分で守れということなのかもしれませんけど、個人的な感想としては当局の見解で十分とは思えません。

このほか、県管理道路の除草については、雑草が生えないような新技術の活用やボランティアによる管理などを当局は対策として挙げていました。先に県土整備常任委員会で私や、自民党の宇野裕議員(匝瑳市選出)がこの問題を取り上げましたけど、内房、九十九里、県西部と地域の異なる議員がそれぞれ質問、要望したという意味を当局は考えるべきでしょう。これは県内全域で改善して欲しいという声が大きいという裏返し・・・予算的に厳しいのはわかりますが、少しでも除草などの管理に取り組んで欲しいと思います。

最後に登壇したのは自民党の中沢裕隆議員(柏市選出)。海外観光客誘致を取り上げましたが、これに関しては千葉を外国に売り込むために海外メディアで紹介するなど戦略的な情報発信を行っているとしています。また、コンビニ防犯ボックスについての質問には、安心安全も「おもてなし」につながると森田知事はは答弁。既存の交番に比べて設置費用が10分の1ででき、新たな防犯の取り組みとして活用するとしています。私の地元市川市など2カ所で11月6日からスタートしましたが、当面はモデル事業として実施し、効果を検証した後、事業化したいとのことでした。

週明けも一般質問が続きます。