【真実を発信348】生ごみを使った肥料で循環型社会を

夏のイベントで多忙となったために、ブログ更新が滞ってしまいました。先週金曜の話を2つ紹介します。

市川市内で行われた肥料を作成するイベントにお邪魔しました。生ごみを使った肥料で、野菜くずなどを土に帰してあげようとするもの。循環型社会の一役を担うものでもあります。

作成したのは、EMボカシⅠ型とⅡ型の肥料。EMボカシとは、米ぬかなどの有機材料をEM活性液(EMは乳酸菌、酵母、光合成細菌を主体とした安全で有用な微生物を共生させた多目的微生物資材)で発酵させ、熟成・乾燥させた粉状の発酵有機材。EMの有用微生物が高い濃度で含まれることから、土壌環境を良好にして植物を健全に生育させます。

生ごみは放置すれば、腐敗して異臭を放ったり害となるのは言うまでもありません。それを、EMに混ぜることで発酵、肥料として活用することができます。これを使って栽培すると、微生物の力が働き、できた作物の味は良くなるとか。資源のリサイクルと一石二鳥と言えるでしょう。今回のイベントは、これを家庭菜園などに広げようとする試みで行われました。

使用する材料によって、EMボカシは生ごみ処理・畜産用のⅠ型と農業・園芸用のⅡ型があります。当日、私はⅠ型を作成するため、米ぬかをこねました。

肥料では腐葉土が使われますけど、イベントを通じて、たとえば、雑草の処理もEMを使って有効活用も可能になります。現在、行政が刈り取った草などを、こうした活用をすれば再生資源の1つになるのでは、十分、循環型社会を形成する政策になりうるとの印象を持ちました。

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