【真実を発信364】同僚の松戸たかまさ議員が登壇・・・一般質問より(2)

本会議で質問は昨日で終わり、本日は休会日。来週より、常任委員会が開催されます。一般質問のダイジェスト、同僚の松戸たかまさ議員(松戸市)が登壇しましたので、今回はその概要を紹介します。

松戸議員が質問したのは、以下の7項目でした。

(1)公共施設等の解体撤去に伴う地方債について
(2)水道施設の老朽化について
(3)介護現場における先端技術(ロボット)の活用について
(4)人事評価制度について
(5)サイバー犯罪対策について
(6)社会福祉法人の情報公開について
(7)国道464号の歩道整備について

このうち、介護ロボットに関しては、これまで取り上げた議員がおらず、オリジナリティが高い上に政策としてもとても有用なものです。当局は答弁で、介護の現場におけるロボットの活用に関して、自立支援につながる、介護費用の軽減につながるといったメリットを挙げた上で、福祉施設などへの情報提供に努めるとしていました。

このほか、質問によって、これまで見落とされていた統計も明らかになりました。水道管に関しては、県内総延長2万8000キロあるうち、6.7%にあたる1900キロが耐用年数である40年を経過しているとか。耐震化と合わせて更新需要が増大しますが、これらの費用対応に関して、国庫補助制度の活用、適切な料金設定などを水道事業体に助言していくと答弁しています。

サイバー犯罪については、児童ポルノ、ストーかーなど4分類の犯罪に関し、今年は8月末現在で199件摘発、183人検挙。防止策として、サイバー犯罪捜査官を14人民間から採用したほか、新たにウイルス対策ソフトを購入するなど、今後も積極的に取り組む方向を示しました。

社会福祉法人は、いろいろと問題が発生していますが、重要なのは情報公開。松戸議員がこの中で財務諸表をどれだけ公表しているが問い質したところ、県当局は148ある法人のうちネットを利用して公表しているのは53法人で、今後は財務諸表の公表を推進すると答弁していました。