【真実を発信368】放課後児童クラブ、施設改善など新たに助成・・・一般質問より(4)

本日で9月定例議会は閉会。午後の本会議を前に、一般質問のダイジェスト、残った部分を記します。

質問6日目の最初は、網中肇議員(民主党、千葉市中央区選出)。庁内の人事について、取り上げていましたが、以前、天下りを容認するような質問を行ったことで違和感を持ったことを記憶しています。今回は組織活性化のための庁内公募に関し問い、人材基準型、業務選択型の2つのタイプをいずれも今後、積極的に行うとの答弁がありました。

自民党の木名瀬捷司議員(野田市選出)が質問した放課後児童クラブ。その中で、県全体で976クラブ、42060人の定員で待機は1152人、政令市を除く統計では719クラブ、28213人で待機は395人である現状が明らかになりました。これは県の補助事業であり、私もこれまで何度も取り上げた経緯があります。今年度は43クラブで1350人の定員増が図られるとともに、施設改善なども新たに助成の対象となるなど、使いやすくなったと当局は答弁していました。

自民党のベテラン、岡村泰明議員(四街道市選出)は登壇の際に原稿を使用しない数少ない議員。今回もノー原稿でした。目を引いたのは、踏切の遮断機問題について。事故など起きると、電車が止まり、その間、長い時間遮断機が降りたままになって周辺交通の阻害になることが少なくありません。これについて当局は、JR東日本に対して早期復旧を重点要望として申し入れたとの答弁でしたが、私の地元の市川ではJRは高架で、重要なのは市内随所に踏切がある京成電鉄。同社にも申し入れて欲しいと思いました。

一般質問のトリを務めたのは斉藤守議員(自民党、船橋市選出)。2020年、東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーに関し、東北3県を通るだけではなく、千葉県も旭市の津波、浦安市の液状化など被災地であるため、何とかコースに入るようにと要望。さらに、教科書採択について取り上げ、当局からは、わかりやすい選定資料を策定し市町村教育委員会に配布、採択制度の周知、運用を徹底しているとの答弁がありました。