5日に県土整備常任委員会が開かれ、閉会後に県内視察を委員会で実施。東関東自動車道に新設する谷津船橋インターチェンジの工事現場、海浜幕張公園の被災状況を視察しました。そのうち谷津IC工事について紹介します。
並行して通る国道357号線の渋滞が激しいため、それを緩和する目的で建設しています。
難工事を担当するのは大林組。下り出口については、本道と国道の東京方面、JR京葉線などとの交差部をトンネルで結びます。
トンネルは、本体構造物を包むようにして6つの小断面で分割、それぞれをシールドで掘るユーラップ工法で掘削。シールド工法というと、円形のトンネルがイメージされますが、方形のトンネルが出来上がります。
最初から作っておけば・・・という印象もありますが、厳しい財政状態の中で、先日取り上げた行徳橋と同様、いかに必要な社会インフラを整備していくか・・・県土整備委員会は重要な役目を果たすと感じました。
それにしても、トンネル内はとても暑く、現場から外に出た直後は、陽射しの強い外気が涼しく感じたほど。現場で働いている方に対し、視察した委員は皆、感謝の気持ちを抱きました。