【真実を発信377】おもてなしガイドCHIBA・・・政策実現!

このところ党務としての松戸市議会議員選挙の応援や、党そのものの混乱など多忙を極め、ブログの更新が滞ってしまいました。”速報”という形でfacebookを活用しておりますが、それだけでは”真実を発信”仕切れないため、旧聞に属する内容になってしまいながらも、自身の取り組みについて紹介して参ります。

先週の13日に千葉県が進める訪日観光客の食文化等に関する推進事業の一環として行われている、第3回ムスリム観光客の受け入れ研修会〜お土産製造について〜が開催されました。

これは私が一昨年にハラールの推進を取り上げた一般質問がきっかけでスタートした事業で、今や、この分野で千葉県は全国的に先進県となっております。

今回の研修会のテーマは、お土産製造に関して。空港などの売店などで、お土産を買うのは日本人に限りません。ムスリム観光客が、日本のお菓子を買おうにも、ハラールでなければ買っても食することができず、それでは彼らの楽しみが減ってしまいます。ムスリムが安心して買うことができるお土産のラインアップを充実させることは「おもてなし」として重要と言えるでしょう。

そこで講演では、製造する際の留意点について説明がなされました。特に、お菓子を製造する際、ハラールの視点でネックとなるのが砂糖。製造過程で骨炭を使用することがNGとなります。国内の製糖メーカーではほとんど対応できず、わずかに1社がハラールに対応した製糖を行っているのみ。輸入糖では高関税でコスト面で難があるため、国内でハラールのお菓子を作るのは簡単にできないのです。

このほか、お土産製造に関する講義が行われたほか、完成した「訪日外国人観光客 おもてなしガイド CHIBA ムスリムなど異文化理解と接遇の基本」が配布されました。

訪日観光客誘致を拡大させるため、ハラール推進を取り上げて約2年半・・これを手に取り形になる仕事が出来たと実感しています。これが観光客増に繋がり、千葉の発展の一助になればと思うばかり。そして、取り組みはむしろここからが本番になります。

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