まもなく東日本大震災から４年経過しようとしていますが、被災地はもちろんのこと、原発事故の影響によって農水産物を中心に産業界においても傷は癒えていません。千葉県内においても、農水産物の中で出荷制限、出荷自粛が続いているものがあります。
そうした中での朗報。この１月２２日で国の指示により柏市、白井市で産出されるたけのこの出荷制限が解除されました。また、県が出荷制限を要請していた流山、印西市においても自粛要請を解除したとのことです。
千葉県の農林水産部森林課によると、今後に関して、今回解除された４市について平成２７年春の出荷前検査の準備を進めるとともに、出荷制限が継続している他の２市町（我孫子市、栄町）については、解除に向けた検査を今春も実施するとしています。
県内広域で、今だしいたけが出荷制限、出荷自粛となっているほか、海産物は安全のお墨付きがありながらも、ウナギなど淡水魚が同様の措置が取られており、これらが早期解除となることを願うばかりです。
なお、県ではホームページにおいて、出荷制限または、出荷自粛のかかっている農林水産物について市町村別（水域別）に掲載、県民に公表しておりますので、この文章をクリックして現状を確認してみて下さい。
