【真実を発信416】コンビニ防犯ボックス、船橋市と柏市に新設・・・代表質問より(1)

2月定例議会は本日より代表質問。登壇したのは、自民党の遠藤澄夫議員(香取郡選出)と民主党の竹内圭司議員(千葉市緑区選出)です。

遠藤議員が質問した平成27年度当初予算に関して、森田知事は国の補正予算を活用し、地方創生に向け切れ目ない予算を執行すると答弁。また、急激な人口減少を防ぐために、人口ビジョン総合戦略を策定することを明らかにしました。地方創生に関しては、プロジェクトチームを設置し、これは横断的な組織にするとしています。

コンビニ防犯ボックスについての質問では、森田知事肝いりのこの施策、今後拡大に向けて取り組むとの知事答弁がありました。具体的には、これまでの市川市、千葉市中央区に続き、来年度は船橋市と柏市に新設するとか。コンビニに加え、レストラン、スーパーも設置場所として検討するとの回答もありました。

過去2回、盛況となったアクアラインマラソン。第3回は来年秋に開催するとし、隔年開催の道筋が示された格好となっています。また、千葉県高齢者保健福祉計画に関して、高齢者の社会参加促進、地域包括ケアの拡充の2本柱をオール千葉で取り組むとしました。

一方、竹内議員が質問した県債残高では、建設地方債が2926億円縮減したことを当局はアピール。県債残高で増えた分は、本来なら国が措置を講じるものであり、国に対して必要な額を交付するよう働きかけるとしていますが、事実上、県の借金は減っても、国の借金は膨らんでいる訳で、いわば肩代わり・・健全であるとは言えません。無駄を省く努力をより一層強めるべきと思われます。

子どもの貧困対策では、奨学資金の貸付、親に対する就労支援など、教育、生活、就労支援を総合的に取り組むと答弁。観光振興に関しては、平成25年の県内入込客数は1億6000万人で、東日本大震災前の水準を上回ったほか、宿泊客は震災以前並みに戻ったことを明らかにしました。これはプロモーションの成果と総括した上で、今後も国内外に向けた戦略的誘致活動を行うとしています。

特別支援学校を卒業した生徒の進路に関して、県内で862名のうち、福祉施設等への就職が約60%、民間企業への就職が約34%、その他進学や家業を継ぐ、としており、卒業後3年間は適応状況について相談するなどフォローしているとか。また、竹内議員は、無資格のあんま、マッサージ、指圧等の危険性を訴えていました。

選挙が近づき、多忙となっていますが、議会に関して発信し続けます。