【真実を発信433】行財政改革「無駄を省き、必要なところに配分を!」・・・2期目に向けて(2)

今回の選挙戦に臨むにあたって「2つの改革、8つのお約束+1」を掲げましたが、今回は「2つの改革」のうち行財政改革を取り上げます。以下、1期目の実績と、2期目に向けての公約を整理しました。

<1期目の実績>

“ぶ厚い壁”に阻まれましたが、4年前に掲げた公約のうち、率にして10%、期間限定と部分的ながら議員報酬、職員給与の削減を実現できました。議員定数ついては所属会派で削減案(定数95名→79名)を提示するも、議会で圧倒的多数を誇る自民党が現状維持安を条例として提出。数の論理で押し切られ、今後の課題として残しています。

決算審査委員会では、職員の厚生施設における無駄をあぶり出し改善に繋げたほか、外郭団体の仕組み債運用で損失が発生していることを追及、1団体の運用を止めさせました。厚生施設は、ホテル運営ですけど、将来的に赤字が見込まれ、競争が激化する中で老朽化がさけられずに競争力がなくなる事業を存続させるほど、千葉県に余裕はありません。

他方、現在、県の予算は概算要求の段階で、義務的なものを除く経費に関して一律10%カットを行っています。これは、一昨年の県知事選挙で森田知事が掲げた公約の中に盛り込んだ行財政改革が実現した格好ですが、水野文也が所属する会派が森田知事を強力に支援したことと無縁ではありません。森田知事と歩調を合わせて改革に取り組みました。

<2期目に向けて>

目下のところ最大の焦点となるのは、議員定数の削減でしょう。第1段階として、近隣の神奈川・埼玉両県並みの人口8万人に1人(定数79名)を実現させ、次の段階として人口10万人に1人(同62名)を目指すよう働きかけます。県民に負担を強いる中において、その代表者たる議員がぬるま湯に浸かっていては真の改革などできるはずもありません。合わせて引き続き議員報酬の減額を目指すなど、維新の党が掲げる「身を切る改革」を実行して参ります。

また、職員給与については、本会議の一般質問や予算委員会において取り上げた能力給の徹底を図り、職員のやる気を促すことで、結果的に県民サービスに繋げます。頑張った職員が報われる状態にすれば、それだけ一生懸命住民のために働く意欲が向上するでしょう。さらに、1期目に予算委員会や決算審査特別委員会において臨んだように予算を厳しくチェック、無駄を省いて必要なところに振り向ける努力を惜しみません。