21日に選挙事務所の事務所開きを大勢の方に参加して頂いて開催、いよいよ4月3日告示、4月12日の投開票の県議会選挙に向けて臨戦態勢に入りました。そこで、今後、2期目に向けて、どのようなことに取り組みたいのか、また、これまでの取り組んできた政策や実績に関し、告示日まで少しずつ記して参ります。
既に、県政報告特別号として、政策集に関して地元の市川市内において、街頭活動やポスティング等で配布しており、そこからの抜粋となりますが、全部の有権者に行き渡る訳ではありません。選挙期間中に配布される選挙公報には、ごく一部を紹介する程度にとどまるため、私が何をしたいか・・を知って頂くために、今日からの連載をお読みになって下さい。
最初に記すのは、基本的な考え方です。
「頑張った人、努力した人が報われるようにしたい」・・私の政治活動の根本はそこにあります。前回に選挙では、みんなの党公認、同党が解党したため、今回の選挙は、維新の党の公認となりますけど、この基本的な考えはまったく変わりがありません。自分の政策を実現するために、ベストの選択が4年前は、みんなの党、今回は、維新の党なのです。
政策は変わっていないのに、「ブレた」との批判も出ているものの、どこがブレているのか。行財政改革を柱とするほか、成長戦略を掲げて千葉県を豊かにするという政策の基本的な考えは今回と4年前はまったく変わりません。ひと言だけ申し上げれば、考え方が違う勢力とは一線を画すということになります。
さて、詳細は次回に譲りますが、基本とするのは「2つの改革」・・行財政改革と経済改革です。行政改革に関しては説明は不要でしょう。一方の経済改革ですけど、一般的には成長戦略を挿します。この両輪をバランスよく実行しないと、千葉県の発展はありえないという信念から、今回の選挙戦で掲げ、実際に2期目はこれを理論的な支柱として政策に取り組みます。
簡単に言えば、無駄を省くだけでは何も生まない、収入を増やさないと豊かにならない、そして、収入を増やしても無駄が温存されていれば発展にはつながらない・・といった感じになるでしょうか。
行政改革で、世間的に注目されているものに、公務員給与削減があります。単にカットするだけでも効果が生じることは否定しません。実際に、1期目において、期間限定ながら職員給与や私を含む議員報酬の削減を県は実施した際、財政に貢献した事実もあります。
しかし、一義的に「給与カット」を叫んだどころで、本質的な改革にはなりません。その根っこから変えていかなければならないのです。
民間に比べて遥かに高い人件費を削減することも重要ですけど、それ以上に、無駄な事業をあぶり出し、それをカットすることが必要です。無駄な事業をなくせば、当然のことながら、そこに割く人員は不要になるため、結果的に人件費の削減に繋がるでしょう。やみくもに給与をカットするのではなく、そうした点にメスを入れなければ、本当の改革と言えないと考えます。
もう一方では、無駄を削減したら、何をどこに配分するか、さらには、後日、改めて記しますが、今後、社会保障費は構造的に増加していくため、単にカットしただけでは財政の根本的な改善には繋がりません。やはり、収入・・県税を殖やす努力をしなければ、ツケがずっと残ることになります。ゆえに、行財政改革と経済改革の2点を千葉県に必要なものとして政策の柱に掲げました。
この2つをきっちり実行しなければ、私が公約に掲げた「8つのお約束」・・各論の部分も意味をなしません。
簡単に記すと、ストック(一般の家計では、預貯金や土地などの資産と借金)、フロー(収入と経費)のいずれの動きを、県民が不利益を被らないようにチェックする・・これが議員としての責務として考え、取り組んで行こうと思っております。
次回からは、各項目の解説を行います。