【真実を発信444】井上麻矢さんとの対談・・・2期目に向けて(13)

故井上ひさし先生の3女で、こまつ座代表取締役社長である市川在住の井上麻矢さんと対談を行い、市川の文化政策に関して語り合いました。

水野:井上さんは「読みっこ」など市川でもご活躍されています。

井上:私は市川で生まれ育ち、今でも住んでいる「市川っ子」。大好きな市川に少しでも恩返しをしたいと思っています。その市川、守りたい文化遺産が多いですね。

水野:市川には法華経寺をはじめ、著名なもののほか、国府台の赤レンガなど隠れた文化遺産が少なくありません。こうしたものの保全のほか、ミュージカル、芸能など文化活動が盛んで、これらをサポートしたいと思っています。

井上:市川は、よく「千葉の鎌倉」などと言われ、世間では文化都市と認知されています。水野さんには、そのイメージを守るような取り組みをお願いします。

水野:市川には昔から文化人が多く住んできました。永井荷風先生が生前に使われていた書斎の保全に取り組んでいますが、井上さんのお父様の遺品も貴重な市川の財産です。

井上:父も自分のゆかりの品々が市川で活かされるのであれば、きっと喜んでくれるでしょう。私も市川のために、もっと貢献したいです。

水野:ありがとうございました。

(1)井上さん