福祉支援の家「ビーいちかわ」所長である高水信之さんとの対談を行い、障がい者福祉について語り合いました。
水野 高水さんは、ビーいちかわの運営のほか、障がい者の交流を活発化させる活動に取り組まれています。
高水 ビーいちかわでは、知的障がい者の方が毎日、一生懸命作業を行っていますが、作業所と自宅の往復だけでは、彼らの世界が広がりません。一般の人とはもちろん、障がい者どうしの交流の場がもっとあっていいと思っています。
水野 複数の福祉作業所が集まって行ったバーベキュー大会や、横断的に障がい者の方が交流するためのボウリング大会に私も参加しましたが、とても楽しかったですね。参加者は良い思い出になったでしょう。ビーいちかわの方に、本会議場で傍聴して頂きましたけど、いろいろな場所に行って体験、交流することは大切で、そうした場を増やすお手伝いをしたいです。
高水 最もあってならないのは、障がい者に対する差別でしょう。障がい者が怖いなどということは絶対にありません。理解を深める意味でも、皆さんに交流の場に参加して欲しいと思っています。
水野 ありがとうございました。