【真実を発信38】県立学校の除染作業スケジュール

真実を発信放射能物質により環境汚染された土壌について、千葉県では除染などの措置に関する対処方針が昨年11月25日に示されました。これに基づいて今後、除染作業が行われることになります。

昨年8月に公布された放射能物質環境汚染対処特別措置法の基本方針に基づき、その対策目標として、今回の原発事故に由来する追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下(1時間当たりでは0.23マイクロシーベルト)になることを目指しています。

除染などの措置の優先順位に関しては、(1)除染実施計画を策定している市町村の空間放射線量が高い土地、(2)子どもの生活環境(学校、公園など)、(3)除染実施計画を策定していない市町村に所在する県が管理する土地──の順となっています。

子どもに配慮するという点で、県立学校は優先度が高くなる訳ですが、既に県立学校では測定を1月に終了。学校活動(春休み、夏休みなど長期休暇)の状況を踏まえ、準備を策定する考えです。

など、県立学校については、小学部を有する特別支援学校が特に優先して作業が行われることになります。