千葉県は、全国で有数の早場米産地であり、現在、東京あたりで販売されている新米の多くは県内産のお米です。筆者の家でも、千葉県産の新米(銘柄は「ふさこがね」)を食しました。
昨年の東日本大震災以降、放射能問題が深刻化、農作物の風評被害が深刻化したのは記憶に新しいところでしょう。早場米の産地である千葉県は、安全なお米を消費者に提供するため、米の放射性物質検査を実施してきました。
ほとんどの市町村、地域で検査の結果がシロとなる中で、最後に残ったのが地元の市川市でしたが、千葉県農林水産部は14日、市川市の玄米を分析した結果、放射性セシウムが検出されなかったと発表しました。
これによって全市町村(米の作付をしていない浦安市、鎌ヶ谷市を除く52市町村284地点)の検査がすべて終了、県内で米を生産している全市町村で24年産米の出荷・販売ができるようになりました。