本日は、松戸消防署で開催された千葉北西部消防指令センターのオープニングセレモニーに出席しました。
同センターは、松戸、市川、野田、流山、鎌ケ谷、浦安6市の119番通報の受付から、消防車、救急車の出場指令、無線統制などを共同で一括運用するために設立。現在、この6市150万市民から年間約10万件の災害通報を受け付けていますが、センターの開設によって、各自治体の消防本部の連携や情報の共有が可能となり、大規模災害に備えた広域的な消防力が強化されることになります。
連携はとても大事であることは言うまでもありません。以前は各自治体の消防車のバルブなどの仕様が異なるため、大規模災害が起きても、連結しての消化活動は難しかった時代もありました。地域の安全は共同で行うことが重要で、そのためにシステムをはじめ、自治体ごとにインフレがバラバラでは思うような力が発揮できなくなります。
情報の一元管理により、迅速な災害現場到着時間を短縮することが可能となったことは注目していいでしょう。指令センターでは高機能なシステム機器を導入した訳ですが、119番通報はいままで通り・・・ひと言でいうと、より的確な対応が出来るようになったのです。
なお、運営は6市が共同して行うため、気になる費用ですが、各市の人口割で按分してスタッフを配置。負担額も人口に応じて決めることになります。