【真実を発信176】県土整備常任委員会に出席

今日は、県土整備常任委員会に出席しました。今議会は委員会の異動の時期で、メンバーの大半が替わります。今日の委員会は現メンバーによる最後の委員会となりました。

ちなみに、私は次年度も留任が決定。県土整備常任委員も3年目を迎えることになります。推進議連のメンバーになっている圏央道のほか、政策テーマとして注力している国際バルク戦略港湾など最初の年から取り組んできました。地元市川では急ピッチで工事が進む外かん、行徳橋の架け換え、妙典橋の新設など動いているプロジェクトが目白押し・・・今後も、県土整備常任委員として、これらの政策に積極的に取り組んで参ります。

また、私も含めて今の12人のメンバーのうち11人が昨年からで、右も左もわからない新人議員に対して、党派を超えて先輩議員の皆様はご指導して下さいました。この場を借りてお礼を申し上げます。

さて、今日の委員会ですけど、補正予算案の各項目について審議しました。そのほか、当面の課題として社会インフラの長寿命化修繕計画が議論されたのです。

このうち、橋りょうに関しては、今後50年間で1172億円の予算が必要とのことですが、河川、港湾、公園など他の分野について、将来予想される必要額が明示されていません。その理由は、数年前の米国の落橋事故を受けて、橋りょうを先行、他は追随・・・という形で計画を進めているため、との答弁がありました。

小池県土整備部長は委員会で「長寿命化を放置するととんでもないことになる。これは全国共通の課題ながら、とりわけ千葉県では昭和30~40年代に社会資本整備が進んだだけに、かかる費用が増大することは間違いない」と述べていました。

そこから、今後は工事量の増大によって、予算不足の懸念、職員数不足の懸念、新規投資の困難化・・・の3点が懸念材料として浮上します。現在、関わっている者は、これらに備えて真剣に考えて、長寿命化に取り組まなければなりません。

地元の案件で、私は行徳橋の住民説明会について質問しました。その経緯は以前、このブログで記しましたが、前回の説明会で住民側と約束した次回説明会は半年の期限が守られるかどうか・・・を聞いたのです。

当局は、早い時期に開催、期限の約束は守るとした上で、住民にわかりやすく説明すると答弁。私は、説明もそうだが、前回の説明会では住民への開催の周知が徹底されていなかったため、自治会の掲示板などにお知らせを貼り出すなど、説明会を周知することも丁寧にして欲しいと要望しました。