本日も外環一般部説明会に出席しました。今日は、平田・新田・大和田地区です。大和田は家内の出身地であることから私にとって準地元の地域。家内の実家は外かんに隣接し、以前より、収容、工事の進行とプロジェクトの推移を間近で見続けたこともあって話を聞くことにしました。
どの地域でもそうですけど、外かんによって地域が分断されてしまうことが課題になります。とりわけ、住んでいる人たちが不安に思うのは、通園・通学路。基本的に東西に走る道路とは平面交差になるとの方針が示されているので、通学・通園の安全確保も重要になります。
この地区にある平田小学校、鶴指小学校、第八中学校などの通学路は歩道橋とされていますが、平面交差部分では横断歩道がメインに利用されるのではないでしょうか。この点を指摘する意見も出ていました。
歩道橋を設置しても、利用度が低いのであれば、税金の無駄遣いとなってしまいます。完成予想図などをみる限り、設置される予定の歩道橋に、スロープやエスカレーターはありません。これではお年寄りにはきつい・・・この点も課題になります。横断する設備に、エスカレーター、エレベーターを設置して欲しいとの要望も出ていました。
通園では、新田第二保育園が外かんに隣接していますが、同園に我が家の子ども3人を通わせた経験からすると、保護者の多くは自転車、ベビーカーを利用しているので、そうした人たちは、この計画では横断歩道を利用せざるを得ません。同地区には、つくし幼稚園もあり、ここでも送迎に自転車を利用する保護者がいます。さらに、三栄商店会通りとは斜めに交差するため、平面交差部分で斜め横断する格好となるため、その安全確保も考える必要があるなど、課題は山積していると言えるでしょう。これらについて、県に住民の声を届けていきます。
他方、道路に関しては、国道14号をはじめ周辺道路への外かん開通による影響が課題になるのは言うまでもありません。議会でも何度か取り上げましたが、ただでさえひどい市川市内の渋滞がより深刻になるのでは・・・と住民は心配しています。
説明会で質問に出ましたけど、交差する道路では、とりわけ国道14号への影響・・・現在、拡幅工事が行われていますが、果たして外かん開通までに間に合うかどうか・・・議会では、外かん開通に合わせるとの答弁がありましたが、推移を見守る必要があります。国道14号の裏道として使われている一番堀通りについては、車の流れがどう変わるか注意しなければなりません。
そのほか、青信号の時間がどれくらいの長さになるのか、という質問がありました。これは今後、警察との協議となりますが、お年寄りでも安全に横断できるよう建設当局と警察当局、地元関係者はしっかり話し合う必要があります。
聞けば聞くほど、課題が多い印象でした。昨日に続いて本日も、たくさんの質問、意見が住民の方から出ましたが、これらを県土整備常任委員として反映できるよう努めます。