【真実を発信296】2月定例議会が閉会、みんなの党は人事案1件に反対

本日で2月定例議会が閉会し、平成26年度予算案が賛成多数で可決しました。

予算案に関して、みんなの党は賛成。予算案は消費増税が前提に組まれていますが、4月からの引き上げは決定事項であるため、たとえば、自動車道の料金など国と県で対応が異なると混乱を引き起こすことから、苦渋の決断ながら現実的視点に立ち、賛成した次第です。

何でも、反対することは簡単でしょう。しかし、原理主義的な視点で事を運ぶことによって、生活者を混乱させてはいけません。そうした考えに基づき、私たちは対応するように努めております。

一方、私達みんなの党は、上程された人事案2件のうち、人事委員会の人事案に関しては反対しました。

誤解無いように記しますが、候補となった方の人物そのものに異を唱えるものではありません。その方が、かつては県職員であった点を問題視しました。

たとえば、県職員であっても事業の継続性や、その方でなければ務まらないという事情であれば、反対することはしません。しかしながら、人事委員会の委員に県OBを据えるというのはいかがなものか・・・公平中立という視点で考えると、疑問に思われます。ゆえに、この案件に関しては反対致しました。

これは我が党が唱える行政改革の根幹に関わる部分でもあります。いかに昨年の知事選で支持し、県政で与党的な立ち位置であっても曲げることは出来ませんでした。

一方、本日は本会議前に開催された有害鳥獣対策推進議連の設立総会に参加。県内は以前より有害鳥獣が大きな問題となり、解決が急がれていますが、私はこの分野の知識に乏しいので、今後、同議連で学んで行こうと思っております。