【真実を発信393】障がい者等駐車スペース、適切な利用を!・・・一般質問より(3)

引き続き一般質問について記します。

公明党の阿部俊昭議員(柏市選出)が取り上げた障がい者等駐車スペースに関しては、私も障がい者政策に取り組んでいることから、興味を持って聞きました。このスペースは、一般の駐車スペースよりも広めで歩行困難な方のために設けられているものですけど、〝空いているのでつい使ってしまった”など健常者の不適切な使用が目立ちます。

県当局は、県民の意識啓発が重要とした上で、ホームページでの呼びかけ、ポスター掲示、さらにはテレビやラジオなどの広報活動を行い、適切な利用がされるように取り組むと答弁していました。

石橋清孝議員(自民党、東金市選出)は健康寿命の延伸について取り組みました。医療費の増大が財政を圧迫する中、病気になる人が減れば、その分、医療費がかからなくなるため、政策面でも県民の健康管理は重要なテーマになります。そこで、県では健康寿命に関する県民の意識向上に努めるとしていました。具体的には知識の普及、心身機能の向上、成人病の重症化予防などが挙げられますが、そうした中で、食生活、運動などの意識を高める県民大会の開催などの施策を進めるとの答弁がありました。

自民党の関政幸議員(千葉市緑区選出)は、在宅医療問題で訪問看護士の育成に関して取り上げました。看護士不足が顕著になる中で、訪問看護士の育成は難しいと言われています。県では、新卒の看護士を育成するとともに、過去に経験があるような潜在看護士から養成、育成することは重要と指摘。人材育成事業を積極的に進める考えです。

山中操議員(自民党、千葉市若葉区選出)はこれまで中小企業対策に熱心取り組まれていましたが、今回は信用保証協会の中小企業支援を取り上げました。

いわゆる円滑法が終了した後の状況に関して問い質したほか、創業時のサポートについて質問。県では、企業創業を後押しするため創業サポートスクールを通し支援。そこでは創業時の融資に関し、金利を保証料を含めて0.8%優遇しているほか、専門家が入った場合は、さらに0.2%金利を優遇しているとしていました。

佐倉市選出の伊藤昌弘議員(自民党)は飼料用米に関して取り上げました。今年は米価の軟化が目立ち、米作に関する質問が少なくありません。県当局では、飼料用米について、水田の活用、転作で重要としており、新品種の開発を含め積極的に取り組む意向を示しています。この1年で、飼料用米は1.7倍に拡大したとの答弁がありました。

次回に続きます。